著:吉村萬壱「生きていくうえで、かけがえのないこと」を読みました。
優し過ぎる本です。
帯に書いてあった「休む」というエッセイからの抜粋された言葉が優しすぎて気になって買ってしまいました。
途中、目に涙を浮かべながら読みました。
いわゆる「普通」に生きている人には分からないだろうなっとも感じました。
この本に書いてあるような事を僕が発言すると「甘えんなボケェ」っと言われてしまうかと。
「働く」「愛する」っというタイトルのエッセイの内容は、僕の心にスッと入ってきました。
特に「働く」事にコンプレックを持つ僕には、「働く」の内容に共感したとともに、合理的でありながら「上手く働けない」人にとっては優しい言葉だなぁっと。
「壊す」というタイトルのエッセイでは、僕、自分を壊し続けてるなと。
常に自分を壊し続け、そして、やっと生きてる実感が持てるんだなっとも思う。
目的論で言うと、生きてる実感が欲しいからわざと自分を苦しませている。
目的をというよりも、目的のための方法をすり替えられれば僕はもう少しまともになれるんだろうなっとも思うけど、この歳まで自分を壊し続けて生きてきてるので、他の方法が分からない。
そういえば、壊してるつもりはなかったが、昔から機械を分解するのが好きだった。
中身を知りたかったんだろうな。
壊れかけたビデオデッキ(時代を感じますな)を直そうと分解してみたり、まだ使える小型のテレビを分解して直せなくなって黙って惜しい入れにそっとしまっておいたり、、、笑
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